ただいまサロン運営6年生・母親業9年目のばたばた日記

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生き残る意味
お盆前、中学の時の友人Kからメールが入りました。彼とはじき付き合いが20年を越えようとしている。卒業してからもまめに連絡をとっている唯一の男友達。メールアドレスを知ったのも、実は7月頭に彼の方から「この電話番号生きてるかなーと思って」という声。確かに。こうして生の声を聞くのは、実に3~4年振りのことかも。
通話時間は5分程でした。確か日曜だったはず。旦那はテレビを見ていて、楽助は睡眠中。私は台所の後片付けをしていたかな。夜9時前後。

長年付き合っていた彼女とようやく結婚して、月末にはJr.が生まれる、と嬉しそうに話していた。元来理論的なKのJr.誕生を喜ぶその声を聞いていて、嬉しい気持ちがこっちにまで伝わってきた。そのタイミングでアドレスを交換したんだっけ…。

特別こまめに連絡を取り合う必要もなかったし、私の中では普通に時間がすぎて行きました。

そしてお盆前の昼下がり。Kから突然メールが来ました。ちょっとばたばたしてて、メールの返事もしなくてごめん。という内容。詳細はブログで、とアドレスが転記されていました。

きっと見る側の目尻を垂れさせる程の馬鹿父っぷりを書き綴ったものだろう、とアドレスをたどると、予想外の文字が並んでいました。

嫁が亡くなり、Jr.も羊水を大量に飲み、まだ検査入院中で…


彼の苦悩は相当なものです。そして今もなお、そしてこれからも続いてゆくのです。

私のあの悪夢から6年。正直、こんな身近で同じ事が起きる事自体信じられない。
7月の頭になぜKが私に電話をかけてきたのかも、今になればわかる気がする。私はあの時、同じ状況になりかけて、生き残りました。でも、Kの奥さんは、天国へ逝ってしまった。


私に出来る事は生き残ったものとして、伝える事かも知れない。


私も後悔の念がある。
もし最初の電話の際に「実はね、私は子癇と言うのを起こしてね・・・」と一声かけていたら、Kは注意深く奥さんの事を観察できていたかもしれない。今の状況を避けられていたのかもしれない。
でも、初産の方に「こういう事があるかもしれないから注意してね」と言う「こういう事」は非常に重たすぎて、この6年、妊婦さんには禁句、と楽の中で封印していた事でもある。特に妊婦さんには。何事も無い人もいるのだ。でも、何事かある人も中にはいる。


「もし~れば」「もし~していたら」を言い出したらきりがない。この思いは何よりも誰よりもKが一番思っているだろうから。





時々、本当は私はこの世に存在していなくて、旦那が一人で楽助を育てている世界が別にあるのではないんだろうか?と思うことがある。Kを遠くだけれども、見ていると、その世界に存在する旦那の姿と同じものでなんじゃないかな?と感じる。

「覚悟してください」と言われた旦那。

同じ事を言われたK。

「タバコをやめるので、嫁の命は助けてください」と祈った旦那。

タバコをやめたK。

助かったと思った後、3週間でタバコを再開した旦那(私の命の重さはタバコ3週間分か?!とずいぶん詰め寄った記憶があるな・・・)。


あの悪夢の日から6年も経過してもなお、母親が亡くなる出産事故がなくならない事に非常に悲しみを感じる。








今週末、KのJr.YJ君は退院し、彼の実家に行く。しばらくはKの心の葛藤応えたい。私に出来る事なんて小さなものだと思う。でも、動かなかったら小さな事も生まれない。生き残った私だから、出来る事はかならずある、と信じたい。


YJ君の事を綴ったブログはこちら

どうぞ、皆さんの言霊で彼を前へ前へと導く力をお貸し下さい。
お願いします。



追伸・とても感受性の強いKです。負った心の傷もまだ癒えぬ時期です。荒らし的な発言等は控えてくださるよう心からお願い申し上げます。



楽こと  藤井陽子



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Comment

 秘密にする

何もできませんが・・・
楽さんの経験談、上手に必要な人に届く方法がきっと見つかると思います。
少しでもお友達の心の負担が軽くなることをお祈りしています。
ゆっきー | URL | 2007/08/24/Fri 08:17[EDIT]
答えがないのに・・・
【ゆっきーさん】

コメントしづらい内容ですみませんです。色んな思いが心の中にわきあがってきていて、まとまるどころか、取り乱している感じですよね。暖かいコメントありがとうございます。
| URL | 2007/08/24/Fri 12:58[EDIT]
不条理
本当に、こんな事もあるんやねぇ~。臨月になってなくなる赤ちゃんもいるし
お母さんの命と引き替えに生まれる赤ちゃんもいるんやねぇ。
k君はシングルファーザーになる決意をしたんやね。親は一人やと考えるのではなく
チームYJで育てると考えないと、シングルファーザー支援のものってあんまりないのよね? 頑張って欲しいです。
「子癇」って、本当に知らないことやった。不吉な事って感じで、なかなか知識が
みんなに広まらないのかも知れません。妊娠中毒症ってのがアルのは知られているのにね~。もっと啓蒙が進んで欲しいと思います。
ところでk君のblog コメント書き込めないよぉウヌ。。。
寝まち月 | URL | 2007/08/25/Sat 12:28[EDIT]
【月さん】

私もPCからコメントを残そうとすると、投稿ボタンがない事に気付きました。携帯からだとコメントできるんですけどねー。そういう設定になっているんでしょうか?今度伝言しておきます。
本当に「そんなこと・・・」って言う思いが強く残るものです。案外母子家庭よりも父子家庭世帯をサポートする体勢があまり知られていないのかないのかは分かりませんが、手探り状態であることには変わりありませんね。親類で起きることはあまり人には言わない傾向がありますからね。私も今までこちでは言っていましたが、仲良しのお友達とかにしか言わない雰囲気がありますから・・・。なので、なおさらどうしてあの時Kに言わなかったんだろう・・・と悔いが残ってしまいます。言い出したらきりが無いんですけどね。
| URL | 2007/08/27/Mon 20:04[EDIT]
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